あけましておめでとうございます。
我が家は親戚付き合いもほとんどないので
特にどこかに出かけたり、誰かが家に訪ねてくるわけでもなく
静かなお正月を過ごしています
夫の実家を訪ねたりすることもないので、ストレスもなくありがたいことです。
おかげで、掃除や片付けなど、やりたかった家事に精が出せます
(←家事が好きなんです、私)
息子は。。。先月、ある古本市でいただいた1冊の「鉄腕アトム」から、手塚治虫ワールドにハマり、古本屋さんで「ブラックジャック」などを買ってきて読みふけっています。
私もそうなんですが、息子も本が好きで(漫画が多いですが)、親子で図書館通いが楽しみのひとつです。
ちなみに私が昨年末から、ずっと借り続けて読んでいるのが
和光学園の理事をされている行田稔彦(こうだとしひこ)さんの「わたしの沖縄戦」シリーズを読んでいます。
これは1から4巻まであり、息子とよく行く市立図書館のこども図書コーナーで見つけました。
沖縄戦で生き残った人々からの聞き書きを、本にまとめたものです。ようやく4巻まで読み終わりそうです。
この本、字がいっぱいで内容も結構ヘビーなので、働く主婦の私にはなかなかハードルが高いんですが、読もうと思ったきっけに一冊の本がありました。
その1冊の本とは。。。灰谷健次郎さんの「太陽の子」です。
実はその本、18年前に私がピースボートに乗船したとき、水先案内人だった灰谷さんの講演会で買ったサイン入りのものでした。船を降りてから、読む機会もなく、なんとなく本棚に置いてあり、サイン入りなので処分する気になれなかった。。。18年たって、ようやく読む気になれたとは!(灰谷さん、すみません
)
「太陽の子」がとってもおもしろくて、それで沖縄戦についての本を読んでみたくなったのでした。
それから、私と同じ石川県に住む、坂本菜の花さんの「菜の花の沖縄日記」を読んだことも影響しています。
菜の花さんが若くてみずみずしい感性で、沖縄への思いを書いているすてきな本でした。
戦争のことって、当事者の方々が語るのは本当につらいことですよね。。。。こうして本にまとめてくださったおかげで、戦後生まれの私も知ることができる。たくさんの方々の「思い」に感謝しながら読んでいます。
今、「新しい戦前」とか言われていますが、防衛予算増額より子育て支援でしょ!
防衛予算に関することはサクサク決まるのに、子育て予算はいつも先送りです。どういうこと??
と、いつも鼻息を荒くしながら新聞を読んでいます
みんなが、それぞれの平和になれる道を探し求める一年でありますように。
読んでくださってありがとうございます。